2026.06.26
2026.06.26
電気料金を少しでも安く抑えるために、新しい電力会社に乗り換えたい。
割引やポイント特典がある電力会社、また市場価格に連動するプランを選べる電力会社なども増えているけれど、どの電力会社を選べば自宅の電気料金が安くなるのか分からない。
しかし、各電力会社の料金表を見ながら電気料金を1つずつ計算すると、膨大な時間がかかってしまいます。
月々いくらの電気料金になるのか、電力会社を乗り換えた時の節約額が分かれば、すぐにでも新しい電力会社へ乗り換えたい人も多いはず。
そんな人のために、当記事では1人暮らしや共働き世帯、また4人以上で暮らす家族向けなど、一般的な生活スタイルをモデルケースとして料金をシミュレーションし、乗り換えにおすすめの電力会社を厳選しました。
初めて電力会社の乗り換えを検討している人に向けて、電気料金を安くするための電力会社やプラン選びの基本や、乗り換え前にチェックしておきたい注意点も解説します。
| オクトパスエナジー | シン・エナジー | CDエナジー | |
|---|---|---|---|
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| 特徴 | クリーンな電気+単価がお得に | 昼・夜が安くなるプランあり | 世帯人数ごとに適正プランを選べる |
| 月々の節約額例 1人暮らしの場合 | 月々 4,892円 年間 -12,637円節約 | 月々 4,939円 年間 -8,073円節約 | 月々 5,448円 年間 -1,974円節約 |
| 月々の節約額例 4人家族の場合 | 月々 12,444円 年間 -42,601円節約 | 月々 14,562円 年間 -27,538円節約 | 月々 14,866円 年間 -13,536円節約 |
| オール電化向けプラン | あり | なし | あり |
| 割引・特典 | 紹介割で双方に8,000円割引 | 特典はなし | ライフイベントごとの祝割、ポイント還元など |
| 契約期間・解約料 | なし | なし | 一部特典付きプランは解約料あり |
| 提供エリア | 全国 ※沖縄・離島を除く | 全国 ※離島を除く | 関東エリア ※東京・神奈川・埼玉・千葉・栃木・茨城・群馬・山梨・静岡 ※一部地域・離島を除く |
| おすすめポイント | 東京ガスがバックアップする英国の新電力会社。 節約に結びつきやすい豊富なプランとクリーンな電気を提供。 | 昼間や夜間の時間帯の料金が安くなるプランもあり。 偏った生活スタイルに合う電力会社を選びたい場合に。 | 大阪ガスと中部電力ミライズによる新電力会社。 契約時に受けられる特典が多いのが魅力だが、対象エリアは限られている。 |
| 公式サイト |
2016年から電力小売完全自由化が始まり、約10年経った現在、国内ではさまざまな新電力事業者が家庭向けの電力を提供しています。
東京電力や関西電力など全10社の独占状態だった過去とは変わり、現在では月々の電気料金が高いと感じたら、好きな電力会社へ自由に乗り換えられるようになりました。
電力会社ごとに料金体系や電気使用量に対する単価、割引制度や申込特典などが異なるため、上手に電力会社を選ぶことができれば、簡単な手続きだけで月々の電気料金が数千円程度安くなる可能性があります。
また、電力会社の乗り換え手続きは簡単で、基本的に自宅の工事は不要です。
スマホやWebから申し込みをすると数日~1か月程度で完了し、その間に停電が発生したり、電気が使えなくなるということはありません。

電力会社の乗り換えは、引っ越しや新居を購入したタイミングではなくても、好きなタイミングで電力会社の乗り換えができるため、毎月の家計を見直すきっかけになります。
電気料金が家計を圧迫している人だけでなく、そもそも現状の電気料金が高いのかどうか分かっていない場合でも、電力会社の乗り換えが家計の光熱費を節約するきっかけにつながります。
ただし、電気会社やプラン選びを間違えると、今よりも電気料金が高くなる可能性もあります。
例えば、日中は不在が多く電気の使用量が少ないのに、昼間の電気料金が安いプランを選んでいたりすると、乗り換え前の電気料金のほうが安かったというケースも引き起こします。
いま契約している電力会社から新しい電力会社へ乗り換える大きなメリットは、電気料金が安くなる可能性があることです。
毎月の電気料金を少しでも安くしたい人、今の生活スタイルとプランが合っていない可能性を感じる人は、新しい電力会社への乗り換えをおすすめします。
しかし、必ずしもメリットがあるわけではなく、電力会社や料金プランが自分の生活スタイルと合わない場合、以前よりも高くなる可能性もゼロではありません。
電力会社の乗り換えには、以下のようなメリット・デメリットがあります。
| メリット | デメリット |
|---|---|
|
|
電力会社や料金プランがフィットするものを選び、さらに割引や特典を受けることで今よりもお得に電気を利用できます。
ですが、電力会社の料金プランの特性を理解せずに選んでしまうと、乗り換えの恩恵を受けることはできません。
料金プランによっては電力市場の高騰の影響を大きく受けてしまう場合や、契約後は数年間次の電力会社へ乗り換えできないという場合もあります。
電力会社の乗り換えに失敗しない方法として、まず最初に行うのは自分の電気使用量を把握することです。
月の使用量を知らないまま何となくで料金プランを選んでしまうと、以前よりも料金が高くなってしまうという可能性が生まれてしまいます。
電力会社を効果的に乗り換えたい場合は、毎月の電気使用量は何kWhなのか、請求額はいくらなのか、どの時間帯に使用することが多いのかを確認し、新しい電力会社ではいくらに相当するのかをチェックしましょう。
まずは電力会社サイトのマイページや紙の検針票を手元に準備し、「何kWh使用しているか」を確認してください。
電力会社を乗り換える前に、電気料金には何が含まれているのか、基本的な料金体系を学ぶことが重要です。
単純にキャンペーンや割引で安いからといって乗り換えても、電気料金の内訳が不明なままでは、思わぬ時期に料金が高くなるというケースもあります。
電力会社に支払う料金の仕組みを知り、どういう料金プランのタイプを選べば安くなりやすいかを解説したポイントも参考にしてください。

スタンダードなプランの電気料金には、基本料金・電力量料金・燃料費調整額・再生可能エネルギー発電促進賦課金の4つが含まれています。
いずれも、基本的には「使った電気の量×料金単価」の組み合わせで毎月の請求金額が決定します。

電気を使用するにあたって、電気の使用に関わらず毎月発生する最低料金です。
一般的な基本料金:月々800~1,500円程度
金額はプランやアンペア数などによって異なり、国内ではアンペア制を採用してる電力会社が多いです。
一般家庭向けの基本料金には「アンペア制」と「最低料金制」の2種類があり、住宅がある地域によって変わります。
| アンペア制 | 最低料金制 | |
|---|---|---|
| 該当エリア | 北海道電力・東北電力・東京電力・北陸電力・中部電力・九州電力エリア | 関西電力・中国電力・四国電力・沖縄電力エリア |
| 特徴 | 契約するアンペア数に応じて基本料金が設定される | 15kWhまでは定額、その後は使用量に応じて料金が変わる |
全国ではアンペア制が採用されるエリアのほうが多いため、電力会社の料金プランにも基本的にアンペア数の表示があります。
アンペア数が生活スタイルと合っていないと感じる場合には、契約時もしくは契約後に自分自身でアンペアを変更することも可能です。
| アンペア数 | 10~20A | 30A | 40A | 50A |
|---|---|---|---|---|
| 生活スタイル例 | 使用量が少ない1人暮らし向き。 同時に使用できない電化製品多め。 | 一般的な1人暮らし向き。 エアコン+電子レンジ+冷蔵庫の同時使用などがOK。 | 一般的な2人~3人暮らし向き。 エアコン+電子レンジ+炊飯器の同時使用などがOK。 | 一般的な3~4人以上の家族向き。 エアコン+IH+炊飯器+ドライヤーの同時使用などがOK。 |
使用する電化製品がアンペア数を超えてしまうと、ブレーカー(電気の主電源)が落ちてしまい一時的な停電となります。
ドライヤーや電子レンジ、炊飯器、IHクッキングヒーターなど特に電力の消費量が大きい電化製品を同時に使用する際、アンペア数に余裕がなければなりません。
1世帯あたりで使用する電化製品の数は年々増え続けています。
電気の基本料金を下げるために余裕のないアンペア数を契約するよりは、余裕のある使い方ができるアンペア数での契約をおすすめします。
ただし、節約のために電化製品の使い方も見直したい場合は、基本料金が明確に下げられるアンペア数の切り替えも効果的です。
また、新電力では基本料金が一切かからず、使用した電気量に対しての従量料金のみで構成される「基本料金0円」の料金プランもあります。
基本料金0円プランは、電気料金が安くなる時間帯に使うことが多い人や、年間のトータルコストで安くしたい人に向いています。

電力量料金は、電気の使用量に応じてかかる従量制の料金です。
電力量料金 = 料金単価×電気使用量
電気料金の単価は、1時間あたりに使用した電気量を1kWh(キロワットアワー)とし、相場は1kWhあたり約30~40円に設定されています。
3段階料金制はもっとも一般的で、大手電力会社が従来使用してきた料金体系です。
電気使用量に応じて料金単価が3種類で切り替わるシステムで、「使った分だけ請求される」シンプルなプランです。
毎月の使用量に関係なく、何kWh使っても同じ単価が適用されます。
世帯人数が多い家庭やペットと暮らしている家庭向きで、電気をたくさん使うほど一般的な3段階制よりも単価がお得になります。
一定の電気使用量までは定額で、その後は電気使用量に応じて料金が変動するプランです。
生活リズムが変わりにくい家庭向きですが、電気使用量が少ない場合は料金が割高になることもあります。
昼間・夜間など、電気をよく使う時間帯に合わせて単価が安く設定されたプランです。
オール電化の家庭や、夜に充電を行う電気自動車をもつ家庭などに向いています。
日本卸電力取引所(JEPX)の市場価格に連動して、30分ごとに単価が変わります。
早朝・深夜の時間帯は安くなりますが、需要が高い夜間や冬の朝夕などは高騰するリスクもあります。
毎月の電気料金を大きく左右するのは、電気量料金の変動や料金プランの違いです。
各社の電気量料金のタイプや単価をチェックすることで、どれくらいの料金が安くなるのか見当をつけることができます。
料金体系は各社1つずつというわけでなく、料金プランをいくつか用意していたり、定額制+市場変動型などを組み合わせたプランなどもあります。
裏側で複雑に組まれている料金プランだったとしても、毎月の電気使用量が分かれば、各社が行っている料金シミュレーションでおよその料金を算出することが可能です。

電気を作るための燃料(液化天然ガス・石炭・石油など)の価格は、為替レートや国際情勢によって毎月変動します。
燃料費等調整額は政府によってあらかじめ基準価格が設定され、そこから変動した分を毎月の電気料金に反映させる仕組みです。
燃料費等調整額 = 料金単価×電気使用量
燃料が高くなれば月の電気料金に上乗せされ、安くなれば差し引かれます。
国際情勢や時期の影響を受けて毎月単価が変わるため、同じ使用量でも毎月の請求額が変わります。
また、新電力会社においては「電源調達調整費」という独自の調整額を設けている場合があります。
電源調達調整費は独自燃調と呼ばれ、電力取引価格の高騰や天候、季節などによって影響を受けた場合、調達コストを電気料金へ転嫁する制度です。
電源調達調整費の有無は各電力会社の約款や料金シミュレーションの留意点に記載されており、余裕がある場合は詳細まで確認すると、毎月の請求額の内訳が明確になります。
燃料費等調整額は電力会社によって独自の算出方法を採用している場合があり、上限が設定されているプランと、上限が設定されていないプランがあります。
燃料費等調整額に上限の設定があるプランでは、国際情勢を受けて燃料が高騰した場合でも請求額が跳ね上がるということはありません。
しかし、燃料は市場価格が落ち着いている時期がスタンダードなため、実際には上限設定のないプランのほうが安い場合が多く、必ずしも上限があるほうがよいとは限りません。
乗り換え先の電力会社のプランを決めるときは、燃料費調整額の上限のみで決定するのはおすすめしません。
電気料金全体を下げたいのならば、あくまでも基本料金・電気量料金・燃料費等調整額を含めた総費用で判断する必要があります。

再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)とは、太陽光・風力・地熱・バイオマスなどの再生可能エネルギーで発電された電気を、電力会社が買い取る制度(FIT制度)の費用を、電気を使うすべての人で分担するために課される料金です。
再エネ賦課金 = 料金単価×電気使用量
再エネ賦課金は、現在再生可能エネルギーの電気を使用していない家庭にも、同じように負担額が上乗せされます。
毎月の電気使用量(kWh)に料金単価を掛けた金額が請求額に上乗せされるため、電気をたくさん使うほど負担額は増える仕組みです。
再エネ賦課金の料金単価は経済産業省が毎年度決定し、地域に関わらずすべての電力会社で適用される共通の負担金です。
電気使用量ごとに負担金は変わりますが、電力会社を変えても再エネ賦課金の料金単価が変わることはありません。
発電には石炭などの火力を使うため、電気をつくればつくるほどCO₂排出量が増え、温室効果ガスとして地球温暖化に影響を与えます。
これらを対策するために、各電力会社では再生可能エネルギーによる発電を進めていく必要があります。
現状、国内ではまだ7割の電気が火力によって発電されており、再生可能エネルギーの積極的な買取が必要な状態です。
再エネ賦課金はエネルギー情勢や普及状況によって変動しますが、2024年度には3.49円/kWh、2026年は4.18円/kWhとなるなど、制度開始から上昇傾向にあります。
参考:再生可能エネルギーのFIT制度・FIP制度における2026年度以降の買取価格等と2026年度の賦課金単価を設定します (METI/経済産業省)
単価4.18円/kWhの場合、月300kWh使用する家庭であれば毎月約1,254円の負担です。
つまり年間で約1万5,000円もの家計への負担があり、無視できない規模になっています。
国内でも再生可能エネルギーによる発電の普及を進めてCO₂排出量を低減することが、地球温暖化はもちろんのこと、未来への再エネ賦課金の負担軽減にもつながります。

新電力会社では、電力市場の価格によって電気量料金単価が変動する市場連動型を採用した料金プランが増えています。
電力会社の料金プランがさまざまある中で、おすすめなのは使った分だけ電気料金が発生する従来の従量料金プラン(従量電灯プラン)です。
| 基本料金 | 電力量料金(1kWhあたり) | ||
|---|---|---|---|
| 最低月額料金 328.08円 10Aにつき311.75円 ※30Aの場合は935.25円/月 | 第1段階 ~120kWh | 第2段階 121kWh~ 300kWh | 第3段階 301kWh~ |
| 29.80円 | 36.40円 | 40.49円 | |
3段階料金制は、月の使用量が多く300kWhを超えたらすべて高い単価が適用されるわけではありません。
このように、使用量を積み上げながら段階別の単価を掛けて合計します。
例えば月に400kWh使用した場合でも、300kWhを超えた100kWhだけが最高単価の対象となります。
| 項目 | 1人暮らし 昼に不在が多い場合 | 2人暮らし 在宅ワークやペットがいる場合 | 4人家族 夏にエアコンをフル稼働した場合 |
|---|---|---|---|
| 使用量 | 100kWhの場合 | 250kWhの場合 | 400kWhの場合 |
| 料金 | 2,980円 | 8,308円 | 14,177円 |
| 内訳 | 100kWh(第1段階)×29.80円=2,980円 | 120kWh×29.80円=3,576円(第1段階) 130kWh×36.40円=4,732円(第2段階) | 120kWh×29.80円=3,576円(第1段階) 180kWh×36.40円=6,552円(第2段階) 100kWh×40.49円=4,049円(第3段階) |
3段階制では電気を使用するほど料金単価が段階的に高くなる仕組みです。
そのため、同じ3段階制の料金単価が安い電力会社へ乗り換えるだけで、電気料金の低減が可能になります。
電気は使うほど高くなるという仕組みを理解しておけば、乗り換え先の料金プランを確認しやすくなります。
| 従量料金プラン | 一律単価プラン 定額プラン | 時間帯別単価プラン | 市場連動型プラン | |
|---|---|---|---|---|
| 特徴 | ・使った分だけ料金が上がるシンプルな仕組み ・多くの電力会社が採用し乗り換え先が豊富 | ・一定料金までは定額・または単価が固定 ・一部市場連動型を組み合わせたプランもある | ・特定の時間帯のみ単価が安くなる ・オール電化向けの専用プランもあり | ・30分ごとに市場価格に応じて単価が変動 ・市場価格の高騰の影響によるリスクあり |
| おすすめの人や生活スタイル | ・1人暮らし ・共働き世帯 ・日中の電気使用量が少ない人 | ・在宅ワーク ・1日を通して電気を使用 ・月全体の電気使用量が多い人 | ・オール電化 ・電気自動車を保有 ・深夜にも電気使用量が多い人 | ・使い方を見直し電気料金を下げたい人 ・早朝、昼間、深夜の電気使用量を増やせる人 |
月のうち、大半は日中の電気使用量が少ない場合は、従来の従量料金プランが安くなりやすいです。
使用した分だけ料金単価が上がるため、家電の使用を控えて電気使用量を節約したいと思ったときも、シンプルで分かりやすいです。
従来の従量料金制はアンペア数に応じた基本料金+電気量料金とシンプルなため、一般的な世帯であれば生活スタイルを変えることなく乗り換えやすいです。
また、世帯人数の多い世帯でも相性がよく、シンプルに使用した分だけ料金単価が上がるため、意識的に家電の使用を控えて節約をする場合にも効果的です。
電気を多く使用する世帯人数の多い家庭であれば、一定料金までは単価が固定されている定額制がおすすめです。
市場価格が安くても安定性を選びたい場合は、単価が固定される一律単価プランも節約に効果的です。
ただし、固定単価や定額タイプのプランには一部市場連動型を組み合わせている場合もあるため、使用量が増えた場合に単価がどう変化するのか、条件はあらかじめ確認してください。
また、日中の料金単価が下がる時間帯別プランを選ぶと、昼間の家事が多い家庭ほどお得になりやすいです。
給湯、調理、暖房をすべて電気でまかなうオール電化の家庭や、夜間に電気自動車を充電する家庭は、時間帯によって料金単価が下がる時間帯別単価制が向いています。
また、時間帯別単価制のプランは深夜に電気をまとめて使う生活スタイルと相性がよく、昼間の電気使用量を意識的に減らすことでさらに節約効果が高まります。
オール電化向けの専用プランがある電力会社も多いため、乗り換えのときには専用プランがある電力会社を選ぶと安心です。
市場連動型の料金プランは、利用者の少ない早朝と深夜、供給量の多い昼間に積極的に電気を使用できる人に向いています。
市場連動型の料金プランには30分ごとに単価が変わる完全市場連動型や、固定単価に一部市場連動型の単価を組み合わせたプランなどがありますが、いずれも市場価格の高騰によるリスクがともないます。
市場連動型を適用した料金プランの場合、市場価格が安い深夜や電力需要が少ない時間帯を意識して使用すれば節約になりますが、需要が高まる夏・冬のピーク時には市場価格が高騰しやすく、使い方によっては料金が上がることも。
日中は不在が多い1人暮らしや共働き世帯だと、早朝や深夜にまとめて電気を使用する工夫が必要で、意識しすぎるとややストレスに。
市場連動型は高騰のリスクも十分視野に入れつつ、積極的に電気の使用量をコントロールしたいと考える人に向いています。
従量料金プランは多くの電力会社で採用している料金体系で、乗り換え先を選ぶときに候補となるプランが豊富な点もメリットです。
いつもの生活スタイルを変えずに電気料金を下げたい場合は、従量料金プランのある電力会社を選ぶとよいです。
電力会社や料金プランがフィットするものを選び、さらに割引や特典を受けることで今よりもお得に電気を利用できる可能性があります。
ですが、電力会社の料金プランの特性を理解せずに選んでしまうと、乗り換えの恩恵を受けることはできません。
料金プランによっては、契約後は数年間次の電力会社へ乗り換えできないという場合もあり、電力会社やプラン選びは慎重に行わなくてはなりません。
新しく契約する電力会社を決める際には、以下の3つのポイントをベースに検討するとよいです。

電力会社を乗り換える際には、契約期間の縛りや解約手数料がない電力会社がおすすめです。
契約期間とは、新しく電力会社を契約した際に一定期間利用する契約で、多くの場合は途中解約にて解約金が発生します。
契約期間の取り決めがあると、乗り換え先の電力会社で電気料金が高くなってしまった場合や、もっとお得に利用できる別の電力会社を見つけたときでも、数年間は乗り換えがしにくくなる点がデメリットです。
また、引っ越しによる電力会社の変更が必要となった際、解約金の支払いが思わぬ負担になりやすいです。
契約期間の定めがない電力会社がほとんどですが、中には1~2年利用する契約をしなければならない電力会社もあります。
契約期間満了後は自動更新となる場合が多いため、解約の可能性がある場合には、契約満了後の対応も確認が必要です。
解約金が発生する電力会社やプランの場合、金額感は一律2,000円〜5,000円や、残りの契約月数×500円などです。
残月数×500円を支払うプランの場合、例えば2年間の契約で3か月目に解約した場合、10,500円の支払いが必要となります。
また、同じ電力会社であってもプランごとに契約期間の有無が異なる場合もあります。
新規契約キャンペーンや期間限定キャンペーンなどは、注意書きに契約期間が掲載されている場合も多いため、必ず確認してください。

各電力会社では再生可能エネルギー普及の活動を強めており、再生可能エネルギー実質100%の料金プランを提供している電力会社が増えています。
再生可能エネルギーで発電された電気の環境価値を買い取ることで、CO₂排出量をゼロとみなす制度です。
電力会社が「非化石証書」や「J-クレジット」の証書を購入することで、再生可能エネルギー由来の電気と同等の環境価値を持つとみなされます。
実際に家庭に届く電気には火力や原子力なども混在するものの、証書の購入によって環境価値としては再生可能エネルギーが実質100%として扱われます。
再生可能エネルギー実質100%の料金プランを利用すると、証書の購入を通じて再生可能エネルギー発電事業者の収益を支えることにつながり、地球環境への貢献をしたという価値が生まれます。
現在、温室効果ガス対策としてCO₂排出量の削減をしなければいけない状況にあります。
再生可能エネルギーの維持や拡大を広げ、化石燃料由来の発電を減らすための活動に役立ちます。
再生可能エネルギー実質100%のプランは、通常料金に追加するオプションとして選ぶ場合が多いですが、中には基本的なプランはすべて再エネ実質100%としている電力会社もあります。
スタンダードなプランで再生可能エネルギー実質100%が適用されていれば、わざわざ有料オプションを付ける必要がありません。
せっかく乗り換えるのなら、少しでも地球環境に優しいクリーンな電気の普及を後押ししましょう。

電力会社によっては、契約後に特典やポイント還元が受けられるプランを提供しています。
友人・知人への紹介で双方に特典が与えられるキャンペーンや、毎月の電気料金の支払いに応じてポイントが貯まる仕組みなどが代表的です。
貯まったポイントは電気料金への充当や、楽天ポイント・dポイントなどの共通ポイントへの交換に利用できる場合もあり、電気料金の実質的な負担を減らすことができます。
特典の内容は電力会社によって大きく異なり、友人紹介ボーナス、契約時の初回特典(キャッシュバックやギフト券)、毎月の利用額に応じたポイント還元などがあります。
中には特別料金でショッピングなどの優待サービスを受けられる特典もあります。
ですが、特典ならば年間の電気料金の節約につながる、電気料金に対して直接割引がある特典のほうがお得感がありおすすめです。
ただし、契約時の初回特典は魅力的に見えても、毎月の電気料金が高ければ長期的にはお得にならない場合があります。
特典の金額だけで判断せず、月々の料金水準と合わせて総合的に判断することが重要です。
また、特典には契約期間や有効期限を設けられている場合もあるため、特典の付与条件は申し込み前に必ず確認してください。
基本的に料金プランの変更には1か月以上かかり、中には1年間プランを変更できない電力会社もあります。
電気料金を安くするために乗り換えたのに、以前の電気料金よりも高くなってしまったということが起きないよう、生活スタイルに合う料金プランを行いましょう。
電力会社の乗り換えにあたり、1人暮らし・2人暮らし・4人以上の家族という3種類の世帯を例に、各電力会社の料金をシミュレーションしました。
乗り換えにおすすめの料金プランがある電力会社をチェックし、自分の世帯や生活スタイルに合う電力会社を見つけてください。
※料金目安は2026年4月時点での調査による結果です。オクトパスエナジーは英国に本社をもつオクトパスエナジーグループが運営しており、世界770万近くの世帯が利用する大規模電力サービスの国内ブランドです。
国内では東京ガスが出資元としてバックアップしており、再生可能エネルギーの普及とともに一般家庭向けのリーズナブルな料金プランを提供しています。
オクトパスエナジーでは、非化石証書の組み合わせによってCO₂排出量が実質ゼロとなる、再生可能エネルギー100%のクリーンな電気プラン「グリーンオクトパス」が人気です。
グリーンオクトパスは基本料金と使用量に応じた3段階の従量単価制度を採用し、従来の「スタンダードオクトパス」プランよりも安く提供できるプランです。
| 契約容量 | 30Aの場合 |
|---|---|
| 月の使用量 | 150kWhの場合 |
| 契約容量 | 40Aの場合 |
|---|---|
| 月の使用量 | 250kWhの場合 |
| 契約容量 | 50Aの場合 |
|---|---|
| 月の使用量 | 400kWhの場合 |
| 契約期間・解約金 | なし |
|---|---|
| 対象エリア | 全国 ※沖縄・一部離島を除く |
| サポート・特典 | ・友達紹介割で双方に電気代8,000円割引 |
オクトパスエナジーでは、月の使用量が少ない人向けの「グリーンオクトパス」以外にも、月250kWh以上を使用する4人以上の家族向けの「シンプルオクトパス」プランや、夜間の電力料金が抑えられる「オール電化オクトパス」など、数種類の料金プランを用意しています。
毎月の料金は公式サイトのマイページから確認でき、アンペアの変更などのサポートも行っています。
外資系の電力会社でありながらもシンプルな料金プランと運営の熱意のある取り組み内容が魅力的な電力会社です。
オクトパスエナジーは無駄な電気の消費を止めたいと考えている人や、環境に優しい電力を使用したい人にもおすすめです。
シン・エナジーは、毎月の電気料金を節約したい人向けに料金プランを適宜選べる電力会社です。
1人暮らしや2人暮らし向けで、日中~夜間どちらも利用する人に適した「きほんプラン」から、在宅勤務者や子ども・ペットがいる家庭向けの「昼生活フィットプラン」、夜間にまとめて電気の使用量が増える家庭向けの「夜生活フィットプラン」から選ぶことができます。
公式サイトのマイページから月・週・日ごとの電気使用量を細かくチェックでき、検針日ごとに料金プランを変更できる点がメリットです。
特に電気使用量が多い4人以上の家族世帯の場合は料金の変動幅が大きいため、生活フィットプランへの見直しをかけると年間の電気代が節約につながりやすいです。
変更の際は手数料なども必要なく、生活スタイルが途中で変わりやすい人にもおすすめです。
ただし、いずれのプランも30Aから契約可能となるため、契約アンペアを20A以下に抑えたい人には向きません。
| 契約容量 | 30Aの場合 |
|---|---|
| 月の使用量 | 150kWhの場合 |
| 契約容量 | 40Aの場合 |
|---|---|
| 月の使用量 | 250kWhの場合 |
| 契約容量 | 50Aの場合 |
|---|---|
| 月の使用量 | 400kWhの場合 |
| 契約期間・解約金 | なし |
|---|---|
| 対象エリア | 全国 ※離島を除く |
| サポート・特典 | ・なし |
シン・エナジーは使用量に対する従量単価は固定となりますが、電源調達調整費によって市場価格(JEPX価格)の影響を受け、燃料費等調整額の上限がないため、燃料が高騰した際には費用が上がる仕組みです。
そのため、世界情勢による高騰やエアコンの稼働が多い時期などは、電気代が高くなる傾向にある点には注意しておきましょう。
その都度適切なプランへ見直す手間が煩わしい人には向きませんが、生活リズムが変わりやすい家庭や、検針日ごとの料金診断で電気料金を下げたい人にはおすすめです。
CDエナジーは大阪ガスと中部電力ミライズの共同出資で運営される新電力会社で、主に関東エリアを対象とした地域限定の電力会社です。
1人暮らし向け、2人~3人世帯向け、家族数人で住む4人以上の家族層向けのプランがそれぞれ用意されており、契約アンペアごとの基本料金から電力量料金の段階まで細かく単価が設定されています。
利用開始後に受けられる特典が多く、ライフステージが変わるタイミングでの祝割や、利用に応じて受けられるポイント特典などが豊富です。
ガスとセットで利用すると割引になるため、これから新しい家に引っ越す際の乗り換えにも向いています。
| 契約容量 | 30Aの場合 |
|---|---|
| 月の使用量 | 150kWhの場合 |
| 契約容量 | 40Aの場合 |
|---|---|
| 月の使用量 | 250kWhの場合 |
| 契約容量 | 50Aの場合 |
|---|---|
| 月の使用量 | 400kWhの場合 |
| 契約期間・解約金 | なし ※一部特典付きメニューでは解約金発生 |
|---|---|
| 対象エリア | 東京電力パワーグリッド提供エリア (東京・神奈川・埼玉・千葉・栃木・茨城・群馬・山梨・静岡) ※一部地域・離島を除く |
| サポート・特典 | ・LINE&専用Webサービス登録で1,000pt贈呈 ・電気代に応じてポイント還元 ・祝割:結婚や出産などのライフイベントで3,000pt贈呈 ※専用Webサービス「カテエネ」ポイントで贈呈 |
CDエナジーの対象エリアは関東の一部エリアとなり、さらにガスが利用できるのは東京ガスネットワークの供給エリア限定と狭く、ガスと電気の組み合わせで利用できる人は一部に限られています。
また、1人暮らし向けの「シングルでんき」プランの場合は30A以上からの提供となる点や、容量変更は原則年に1回までとなる点には注意しましょう。
利用の際には、現在の料金との差分を詳しくシミュレーションすることをおすすめします。
エバーグリーンは、バイオマスによる100%再生可能エネルギーを使用している電力サービスです。
全国5か所にバイオマス発電所をもつイーレックスの子会社で、東京電力エナジーパートナーとの共同出資によって設立されました。
エバーグリーンではバイオマスや風力、太陽光、水力など再生可能なエネルギーの買取によって各家庭のCO₂排出量は実質ゼロとなる取り組みで、脱炭素社会を目指しています。
契約にともなう期間の縛りや解約手数料などは発生しないため、初期費用を抑えながらエコな電気を使い始めることができます。
| 契約容量 | 30Aの場合 |
|---|---|
| 月の使用量 | 150kWhの場合 |
| 契約容量 | 40Aの場合 |
|---|---|
| 月の使用量 | 250kWhの場合 |
| 契約容量 | 50Aの場合 |
|---|---|
| 月の使用量 | 400kWhの場合 |
| 契約期間・解約金 | なし |
|---|---|
| 対象エリア | 全国 ※沖縄・一部離島を除く |
| サポート・特典 | ・電気トラブル発生時の対応あり ・スマートゼロプラン契約でAmazonギフト券5,000円分(※) ※4か月目まで継続が必要 |
エバーグリーンでは、電気トラブルが起きた際、プロの作業員が電話1本で駆けつける「でんきレスキュー」サービスがあります。 沖縄・離島はサービス対象外ですが、ブレーカーが頻繁に落ちてしまう、電気が点かない、電気コードが異常に熱いなどのトラブルに24時間365日対応できる手厚さが魅力です。
また、家族の人数や電気使用量が多い家庭向けには、基本料金0円の市場連動型プラン「スマートゼロプラン」も利用可能です。
さらに、毎月150kWhまで定額4,280円で使用できる「生活スタイルプラン」、歩数ポイントを貯めて電気料金を割引する「あるくおトクでんきプラン」など、スタイルに合わせたプランが選べます。
四つ葉電力は関東エリアを対象に、基本料金0円の固定型料金プランを提供している電力会社です。
四つ葉電力の「ほっと5.0安心プラン」は契約アンペア数に応じて変わる基本料金が必要なく、その他燃料費等調整額、段階制の従量料金、再エネ賦課金、容量拠出金、託送費が必要ありません。
そのため、純粋に使用した電気使用量で料金が変わるため、季節ごとのプランの見直しなどは必要ない点がメリットです。
「ほっと5.0安心プラン」の電力量料金単価は初年度割引によって1kWhあたり42.8円、2年目以降は45円の通常料金に戻ります。
シンプルな料金体系のため乗り換え前からどれくらいの料金になるのか明確に分かるため、乗り換えの検討がしやすい電力会社です。
| 契約容量 | - |
|---|---|
| 月の使用量 | 150kWhの場合 |
| 契約容量 | - |
|---|---|
| 月の使用量 | 250kWhの場合 |
| 契約容量 | - |
|---|---|
| 月の使用量 | 400kWhの場合 |
| 契約期間・解約金 | なし |
|---|---|
| 対象エリア | 東京・神奈川・群馬・栃木・茨城・埼玉・千葉 ※離島を除く |
| サポート・特典 | ・新規契約から2,300kWh到達した時点でQUOカード1万円分 |
四つ葉電力の契約期間は1年間となりますが、途中で解約した場合でも手数料や違約金は発生しません。
ベースの電気量料金単価が相場の約30円よりも高いため、電気使用量が多い月は金額が上がる点に注意しましょう。
四つ葉電力は燃料費等調整額が含まれないため、世界情勢などによる高騰の影響を受けない電力会社を選びたい人には向いています。
ただし、ほっと5.0安心プランは関東エリア向けの料金プランとなるため、対象者は限られています。
イデックスでんきは、株式会社新出光が運営する新電力会社で、九州エリアを対象とした電気プランを提供しています。
イデックスでんきでの料金プランは、電気料金単価が市場価格により変動する料金形態を採用した「マーケットプラン」が主軸です。
市場価格は30分ごとに変化しますが、価格の安い11~15時の時間に多く使うほどお得になるため、生活スタイル次第では大きく節約が可能です。
イデックスでんきは特典の多さが魅力で、電気代に応じてdポイントまたはWAON POINTの特典を受けられます。
さらに1年間継続した場合やイデックスクラブカード発行による決済で年間500円の割引を受けられるなど、電気をたくさん使用する世帯ほど還元の大きい電力会社です。
| 契約容量 | 30Aの場合 |
|---|---|
| 月の使用量 | 150kWhの場合 |
| 契約容量 | 40Aの場合 |
|---|---|
| 月の使用量 | 250kWhの場合 |
| 契約容量 | 50Aの場合 |
|---|---|
| 月の使用量 | 400kWhの場合 |
| 契約期間・解約金 | なし |
|---|---|
| 対象エリア | 九州 (福岡・佐賀・長崎・大分・熊本・宮崎・鹿児島) ※離島を除く |
| サポート・特典 | ・利用料金に応じてdポイントまたはWAON POINT還元 ・継続割、カード決済割 |
イデックスでんきは市場価格の影響を受けやすいマーケットプランの他に、実質CO₂排出量ゼロとなる「イデックスでんきECOプラン」やオール電化向けの「イデックスでんきミッドナイトプラン」などが用意されており、生活スタイルに合わせて選択可能です。
ただし、電気料金に応じて受けられるポイント還元のメリットが大きいものの、2種類のポイント利用をしていない人にはあまり恩恵はありません。
また、1年間の継続割は2026年10月で終了予定のため、申し込みを考えている場合はそれまでの利用開始が必要です。
Looopでんきは基本料金がない、30分ごとに変わる市場連動型の料金プランを提供する電力会社です。
料金プランは「スマートタイムONE(電灯)」のみとなりますが、Looopでんき独自の割引制度「おまかせ割」が適用となります。 おまかせ割は電気使用量の多い時間帯を検知し、該当の時間帯の請求金額から1kWhあたり1円の割引を行う割引と、契約期間に応じて最大1,100円まで割引を行う、2つの割引制度の組み合わせです。
自動で適用になる割引制度が便利な反面、時間帯に応じた市場連動型のLooopでんきは、夏・冬など市場が高騰した際は固定単価プランよりも高額になる可能性もあります。
しかし、高騰した際での上限単価はあらかじめ設定されているため、高額請求のリスクを避けられる点はメリットです。
| 契約容量 | - |
|---|---|
| 月の使用量 | 171kWhの場合 |
| 契約容量 | - |
|---|---|
| 月の使用量 | 306kWhの場合 |
| 契約容量 | - |
|---|---|
| 月の使用量 | 426kWhの場合 |
| 契約期間・解約金 | なし |
|---|---|
| 対象エリア | 全国 ※沖縄・離島を除く |
| サポート・特典 | ・おまかせ割:電気使用量に応じた割引+契約期間に応じた割引 |
Looopでんきでは温室効果ガスの対策として、再生可能エネルギーの活用でCO₂排出量がゼロになるクリーンな電気を目指しています。
実質再生可能エネルギー100%、CO₂排出量ゼロの電気を利用できる、オプションサービス「eneco」を付けられるため、地球環境に優しい電気を利用したい人にもおすすめです。
Looopでんきは日中、夜間の電気の使い方を工夫することで電気代を削減しやすいため、少しずつ意識して電気代を節約していきたい人に向いています。
ハーモニーでんきは、Japan電力が運営する他社乗り換えに特化したプランを設けている電気ブランドです。
「ベネフィットプラン」を契約すると、140万件以上の優待サービスが利用できるお財布サポートbyベネフィット・ステーションへの契約が無料で行えます。
お財布サポートbyベネフィット・ステーションは全国約3万施設のショッピングやグルメ、旅行、映画代など利用料金が割引になるサービスで、日常的に買い物やお出かけの多い世帯に向いています。
「ベネフィットプラン」は基本料金に段階制の電力量料金を加える電気料金プランで、燃料費等調整額は市場価格に連動します。
契約の際には2年間の最低利用期間が設けられており、期間内に解約すると残月数×500円の違約金支払いが必要となります。
| 契約容量 | 30Aの場合 |
|---|---|
| 月の使用量 | 150kWhの場合 |
| 契約容量 | 40Aの場合 |
|---|---|
| 月の使用量 | 250kWhの場合 |
| 契約容量 | 50Aの場合 |
|---|---|
| 月の使用量 | 400kWhの場合 |
| 契約期間・解約金 | 契約期間:2年 途中解約の場合、残月数×500円の違約金が発生 |
|---|---|
| 対象エリア | ・北海道電力エリア ・東北電力エリア ・東京電力エリア ※一部地域を除く |
| サポート・特典 | ・お財布サポートbyベネフィット・ステーションの利用 |
ハーモニーでんきを利用できるエリアは限られており、北海道電力、東北電力、東京電力の3エリアのみとなります。
優待サービスを受けられるメリットの大きい料金プランですが、母体のJapan電力ではオール電化向けのプランや固定単価プランがあるため、電気代の節約効果に期待するならJapan電力のほうが向いています。
ハーモニーでんきは優待サービスをうまく活用できれば年間でもお得になりますが、ショッピングや旅行などの優待には興味がない場合、乗り換えで受けられる恩恵はあまり多くありません。

大手電力会社から乗り換える場合、結局いくらの節約額となるのか、世帯別の月間・年間節約額をまとめました。
東京電力から乗り換える場合、シミュレーション結果において東京電力よりも節約が見込めた電力会社は以下です。
1人~2人暮らし、4人以上の家族のシミュレーションにおいて、どの世帯でも共通して節約が見込めたのはオクトパスエナジーでした。
オクトパスエナジーは全国に展開する英国の電力会社で、一般的な家庭に合いやすい従来の3段階料金制を採用しています。
現在でも多くの家庭が使用している大手電力会社(当記事では東京電力のスタンダードSプラン)を相場とした場合、オクトパスエナジーは電気量料金単価が1kWhあたり9~13円安く設定されています。
そのため、電気使用量が少ない世帯から多い世帯まで、乗り換えたあとの節約額が見込める可能性が高いです。
| 基本料金 | 電力量料金(1kWhあたり) | ||
|---|---|---|---|
| 30A 29.10円/日(902.10円/31日) 40A 38.80円/日(1,202.80円/31日) 50A 48.50円/日(1,503.50円/31日) 相場より-33~55円 | ~120kWh | 121kWh~ 300kWh | 301kWh~ |
| 20.62円 相場より-9.18円 | 25.29円 相場より-11.11円 | 27.44円 相場より-13.05円 | |
また、オクトパスエナジーではオプション料金なしで再生可能エネルギー実質100%の電気を使用できるため、電力会社を乗り換えるだけで環境への取り組みにも貢献できます。
電気使用量が大きい場合には一律単価制の「シンプルオクトパス」や、9〜15時の日中の電気代が安くなる時間帯別料金制の「オール電化オクトパス – サンシャイン」など、生活スタイルごとに選べるプランが6種類あります。
オクトパスエナジーは全国エリアで提供しているため、どの電力会社へ乗り換えようか迷った際はまず第一の候補としておすすめです。